「住宅ローンの金利を下げたいけど、今の銀行で借り換えできないの?」と考えている方は多いのではないでしょうか。他行への借り換えは手続きが面倒だし、諸費用もかかる。できれば今の銀行のまま金利だけ下がってほしい、というのが本音ですよね。
結論から言うと、同じ銀行での「借り換え」は基本的にできません。しかし「金利引き下げ交渉」という別の方法があります。交渉次第では、諸費用ゼロで金利を下げられる可能性があるのです。
この記事では、同じ銀行で借り換えができない理由、金利引き下げ交渉のやり方とコツ、そして交渉と他行への借り換えの比較まで詳しく解説していきます。住宅ローンの金利を少しでも下げたい方は、ぜひ参考にしてください。

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同じ銀行で借り換えができない理由
住宅ローンの借り換えとは、新しい銀行からお金を借りて今のローンを一括返済する仕組みです。同じ銀行内でこれを行う意味がない(銀行にとってメリットがない)ため、基本的に受け付けていません。
銀行の立場で考えてみると、既存の顧客のローン金利を自ら下げて利益を減らす必要はありません。住宅ローンは銀行にとって安定した収益源であるため、わざわざ条件を良くする動機がないのです。
「金利引き下げ交渉」という選択肢
同じ銀行での借り換えはできませんが、「金利を下げてください」と交渉することは可能です。そして、この交渉は実際に成功しているケースが少なくありません。
金利引き下げ交渉が成功しやすい4つの条件
| 条件 | なぜ効果的なのか |
|---|---|
| 他行の仮審査に通っている | 「本気で借り換える」という姿勢が伝わる |
| 延滞履歴がない | 優良顧客として金利引き下げの対象になりやすい |
| 残高がある程度大きい | 銀行にとって失いたくない顧客であることが伝わる |
| 他のサービスも利用している | 給与振込や投資信託など取引全体で判断してもらえる |
交渉の具体的なやり方【4ステップ】
- まず他行の仮審査に申し込んで結果を得る(これが最大の武器になります)
- 今の銀行に電話または窓口で「借り換えを検討している」と伝える
- 他行の条件を具体的に提示して、「金利を下げてもらえないか」と相談する
- 銀行側が検討して、後日回答が届く
交渉のスタンスは「交渉」ではなく「相談」がおすすめです。「下げないなら借り換えます」と高圧的に出るより、「できれば今の銀行で続けたいけど、金利差が大きくて…」くらいのほうが好印象を与えやすいです。

金利交渉 vs 他行への借り換え:どっちがお得?
金利交渉と他行への借り換え、それぞれにメリット・デメリットがあります。
金利交渉のメリット
- 諸費用がほぼかからない(手数料数千円程度で済む場合も)
- 手続きが簡単(書類の再提出や登記変更が不要)
- 時間がかからない
金利交渉のデメリット
- 引き下げ幅が限定的(他行と同水準までは下がらないことが多い)
- 必ず成功するとは限らない
- 団信の見直しはできない
他行への借り換えのメリット
- 金利が大幅に下がる可能性がある
- 団信の保障内容をアップグレードできる
- 自分でベストな条件を選べる
他行への借り換えのデメリット
- 諸費用がかかる(借入額の2〜3%程度)
- 手続きに時間と手間がかかる(1ヶ月半〜2ヶ月)
- 審査に通らない可能性がある
まとめると、金利交渉は「コストゼロで小さな改善」、他行借り換えは「コストをかけて大きな改善」と言えます。
交渉が成功した場合の確認事項
金利引き下げに成功した場合でも、以下の点は必ず確認しておきましょう。
- 引き下げの適用期間:一定期間だけの引き下げなのか、完済まで続くのか
- 条件の変更:引き下げの代わりに何か条件が付くことがあるか
- 金利タイプの変更:変動から固定など、金利タイプの変更と組み合わせることも可能か
金利引き下げが「一定期間だけ」の場合、期間終了後に元の金利に戻ってしまいます。「完済まで適用されるのか、期間限定なのか」は必ず確認してください。
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おすすめの進め方
最も効率的なのは、以下の順番で進める方法です。
- まず他行の仮審査を受ける(ネットで10分程度で完了)
- 仮審査の結果をもとに、今の銀行に金利交渉する
- 交渉結果と他行の条件を比較して、どちらがお得か判断する
金利交渉で十分な引き下げが得られれば、諸費用をかけずに金利を下げられます。不十分であれば他行に借り換えればよいのです。どちらに転んでもメリットがある進め方と言えます。

よくある質問
Q. 金利交渉は電話でもできる?
A. はい、電話でも可能です。まずは住宅ローンの相談窓口に電話して、「金利の引き下げについて相談したい」と伝えてみてください。窓口への来店を求められることもありますが、電話だけで対応してくれる銀行もあります。
Q. 交渉して断られたらデメリットはある?
A. 交渉して断られても、特にデメリットはありません。今のローン条件がそのまま継続されるだけです。気軽に相談してみてください。
Q. 金利引き下げの幅はどのくらい?
A. ケースバイケースですが、0.1〜0.3%程度の引き下げが多いようです。他行との金利差が大きいほど、引き下げ幅も大きくなる傾向があります。
Q. 交渉は何回でもできる?
A. 回数の制限はありませんが、短期間に何度も交渉するのは印象が良くありません。金利環境が変わったタイミングや、他行でより良い条件が出たタイミングで改めて相談するのが効果的です。
まとめ
同じ銀行での借り換えはできませんが、金利引き下げ交渉はやってみる価値があります。諸費用ゼロで金利が下がる可能性があるからです。
- 同じ銀行での「借り換え」は基本的にできない
- ただし「金利引き下げ交渉」は可能で、成功例も多い
- 最大の武器は「他行の仮審査に通った結果」を提示すること
- 交渉のスタンスは高圧的ではなく「相談」がベスト
- 交渉→ダメなら他行借り換え、の順番が最も効率的
交渉の武器として、まずは他行の条件を調べておくことが大切です。モゲチェックのような比較サービスを利用すれば、複数の銀行の金利を簡単に比較できます。住宅ローン全般の情報は全国銀行協会のサイトでも確認できますので、合わせてチェックしてみてください。
※この記事の情報は記事執筆時点のものです。金利交渉の成否は各銀行の判断により異なります。交渉結果を保証するものではありません。
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