「借金があるけど、どう返していけばいいかわからない…」と漠然と返済を続けていても、なかなか終わりが見えないものです。
大切なのは「返済計画」をきちんと立てること。計画があるだけで精神的にもかなり楽になります。ゴールが見えれば、毎月の返済も前向きに取り組めるようになるものです。
この記事では、借金返済計画の具体的な立て方をステップ形式で解説します。返済の優先順位の付け方や家計の見直し方、返済が厳しい場合の対処法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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STEP1:借入の全体像を把握する
最初にやるべきことは、自分の借金の全体像を正確に把握することです。紙やスマホのメモでも構いません。以下の項目を書き出してみてください。
- 借入先の名前
- 借入残高
- 金利(年利)
- 毎月の返済額
- 返済日
「なんとなく○万円くらい…」ではなく、1円単位で正確に把握するのがポイントです。ネットバンキングや各社の会員ページで確認できるはずです。全体像を把握するだけで「意外と少なかった」と安心できるケースもあります。
STEP2:毎月の収支を把握する
次に、毎月の収入と支出を整理しましょう。
収入の把握
手取り月収、ボーナス、副業収入など、手元に入ってくるお金をリストアップします。ボーナスは月割りにして計算すると、年間の返済余力がわかりやすくなります。
支出の把握
固定費(家賃・光熱費・通信費・保険料など)と変動費(食費・交際費・娯楽費など)に分けて整理します。最低でも1ヶ月分、できれば3ヶ月分の支出を振り返ると正確な数字が見えてきます。
収入から支出を引いた残りが返済に回せる金額です。「思ったより余裕がない」と感じた場合は、次のSTEPで支出の見直しを考えましょう。

STEP3:支出を見直して返済原資を増やす
返済に回せるお金を増やすには、支出の見直しが効果的です。特に効果が大きいのは固定費の見直しです。
- スマホを格安SIMに変更する(月3,000~5,000円の節約が期待できる)
- 使っていないサブスクリプションを解約する(意外と忘れているものがある)
- 保険の見直しをする(過剰な保障を減らす)
- 電気・ガスの契約先を見直す
食費や交際費を極端に切り詰めるとストレスが溜まって長続きしません。まずは固定費から手を付けることで、無理なく返済原資を確保しましょう。
STEP4:返済の優先順位を決める
複数の借入がある場合は、返済の優先順位を決めることが重要です。主に2つの方法があります。
スノーボール法(雪だるま式)
残高が少ない借入から優先的に返済する方法です。完済する体験を早く得られるため、モチベーションを維持しやすいのがメリットです。「まず1つ終わらせたい」という方に向いています。
アバランチ法(雪崩式)
金利が高い借入から優先的に返済する方法です。利息の節約効果が最も大きいのがメリットで、数学的にはこちらが最適解になります。
どちらが正解ということではなく、ご自身の性格や状況に合わせて選んでください。「まずは1つ完済して達成感を得たい」ならスノーボール法、「1円でも利息を減らしたい」ならアバランチ法がおすすめです。
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STEP5:具体的な返済スケジュールを作る
優先順位が決まったら、具体的なスケジュールに落とし込みましょう。
- すべての借入で最低返済額は必ず支払う
- 余裕資金を優先順位が高い借入に追加返済する
- 1つ完済したら、その分の返済額を次の借入に回す
- 完済予定日を計算して、ゴールを明確にする
完済予定日がわかると「あと○ヶ月で終わる」と見通しが立ち、精神的な負担がかなり軽くなります。

返済計画が守れないときの対処法
おまとめローンを検討する
返済先が多すぎて管理しきれない場合は、おまとめローンで一本化する方法もあります。金利が下がれば返済負担も軽くなりますし、返済日が月1回になるので管理がシンプルになります。
借入先に返済額の変更を相談する
返済が厳しい場合、借入先に連絡して返済額の減額や返済期間の延長を相談できることがあります。連絡なしに延滞するよりずっと良い対応ですので、厳しくなったら早めに連絡しましょう。
専門家に相談する
自力での返済が本当に厳しい場合は、債務整理という法的な解決方法もあります。法テラスなら無料で相談できますので、一人で抱え込まないでください。
返済が苦しいからといって、返済のために別の会社から借りるのは絶対に避けてください。自転車操業になると借金は加速度的に増えていきます。
返済計画を続けるコツ
- 完済した借入先はすぐに解約する(再び借りてしまうのを防ぐ)
- 進捗を記録する(残高が減っていくのを見るとモチベーションが上がる)
- 小さな達成をお祝いする(1社完済したら自分にご褒美など)
- 無理しすぎない(極端な節約は長続きしない)
返済は長期戦です。100点を目指すより、70点のペースで長く続けるほうが最終的な成果は大きくなります。
まとめ
- まず借入の全体像を正確に把握する
- 毎月の収支を整理して返済に回せる金額を確認する
- 固定費の見直しで返済原資を増やす
- スノーボール法またはアバランチ法で返済の優先順位を決める
- 完済予定日を計算してゴールを明確にする
- 厳しくなったら早めに専門家に相談する
借金返済は長い道のりですが、計画を立てて「いつ完済できるか」が見えるだけで、精神的な負担はかなり軽くなります。まずはSTEP1の「全体像の把握」から始めてみてください。

借金問題の無料相談は日本貸金業協会や弁護士会の法律相談センターでも受け付けています。家計管理のコツは金融広報中央委員会(知るぽると)の情報も参考になります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の状況に応じた判断は専門家にご相談ください。
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